医療報酬ファクタリングと国際ファクタリング

ファクタリングは、2社間や3社間の買取ファクタリングが代表的ですが、その他にも様々な種類の取引が存在します。ここでは、医療報酬ファクタリングと国際ファクタリングを紹介していきましょう。

医療報酬ファクタリング

医療報酬ファクタリングは、診察をした後に患者から受け取る医療費などが債権となるファクタリングです。

国民健康保険や社会保険などの保険適用の医療費の場合、10%または30%が患者より支払われ、残りの70%もしくは90%は、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会より、2ヶ月後を目安に支払われます。

仮に医療費が10,000円だった場合、1,000円(1割負担)または3,000円(3割負担)を診察時に受け取り、残りの7,000円もしくは9,000円は2ヶ月後に受け取る形です。

その間の経営を円滑に進めるために、医療報酬をファクタリング会社に買い取ってもらい、現金化の後、設備投資やスタッフへの給与などに充てることになります。

医療報酬ファクタリングにて、債権に設定されるのは、診療報酬と調剤報酬、そして介護報酬です。

国際ファクタリング

国際ファクタリングは、日本国内の企業からの海外企業への輸出取引の際に、用いられる保証系のファクタリングです。

売掛債権の現金化というよりも、海外企業からの支払いが滞った場合に、代わりにファクタリング会社が売掛金相当額を、申込者の国内企業に支払う可能性があります。

そのため、日本国内のファクタリング会社だけでなく、海外のファクタリング会社と提携した、念入りな与信審査が行われるのが特徴です。